男性と同じように高年収を稼ぎたいなら、まずは職種選びから慎重に行う必要があるだろう。
一般の会社の中にはまだまだ男性優位なところが多いので、資格職を狙うのが正解かもしれない。例えば看護師の仕事なら、性差についてはそれほど意識をする必要がなくなる。男性の数が少ない職場なので、不利な扱いをされることが滅多にないのだ。しかも、平均年収の額が五百万円前後と非常に高くなっているのも見逃せないポイントである。今の時代、平均年収五百万円というのはかなり高い水準だといわざるを得ない。日本全体で低収入化が進んでいて、これだけ稼ごうと思うと一般の会社なら管理職ポストにまで昇進をしなければならないことが多いのだ。
看護師はその高年収に加え、福利厚生もほぼ完璧でボーナスの額も多い。残業や夜勤を入れれば、平均を大きく上回る年収を若いときから稼いでいけるだろう。社会的なステータスも非常に高く、尊敬の眼差しで見られることも多い。女性にとっては夢のような環境が整っているので、挑戦してみる価値はある。ただ、看護師の資格を取るまでにはかなり高いハードルがあることは確かだ。看護学校に三年通い、さらに国家試験にも合格しなければならない。
今すぐ高収入が欲しいという場合、選択肢から外れてしまうのは仕方のないことである。そこで秘書検定を受けて秘書として活躍するのであれば、それほど時間はかからないだろう。一時的にこうした他の仕事をしつつ、看護師を目指すという道を選択する人も多い。